もうマスメディアは要らない

宮城県知事との会談の際の松本復興(元)担当相の発言が繰り返しテレビに流され、その都度不快な気分にさせられる。わざわざ来てやった客を待たせるとは何事だ、九州人だから言葉が荒い、と等と公言する知能の低い政治家に復興を任せずに済んだ被災者には、彼の辞任と言う結果を良しとして喜んで欲しいと思う。
しかしながら言論統制或いは報道規制、そのいずれの言葉でも説明可能な明白な恫喝に素直に従ったマスコミは後に、先行した地元宮城県のテレビ報道に便乗し、インターネットでの騒ぎに迎合して繰り返しのネタとしての報道合戦。もし彼等が作為的に統制された報道しか出来ないのであれば、マスメディアは不要であるばかりか害にしかならない。


また私自身初めて首相の任命責任の重さを感じた今回の件が浮き彫りにしたもう一つの事実は、中央と地方の歴然たる力関係であり、同時に政府内の地方に対する意識ではないだろうか。
春の津波が押し流すべきは、地方軽視の政治と腰抜け報道機関の意識だったのではないか。