2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

農業にビジネスモデルは必要か

継続して購読している大西宏氏のマーケティングに関するブログに農業を考える良いきっかけになる記事が掲載された。いつもは、教わったり気付かされる事が多い氏のブログではあるが、農業に関しては私はほぼ逆の方向性であるべきだと考えている。これを機会…

鬼の大祓(おおはらい)

私の生家は「おおもと」という明治に生まれた神道の家であり、私は祖々母から数えて4代目の信徒である。宗教法人大本は、信者数を急激に伸ばし又新聞を自らが発行する事によってメディアを手に入れる等、その勢いを当時の国家当局が嫌った事に起因する二度に…

Google Ocean

昨年より噂が絶えなかったGoogle Oceanが公開された。PC98やMSDOSが全盛期だった頃から、UNIXに始めて触れた頃に、研究室の先輩が自らが書いたプログラムによって海底の3Dメッシュ画像をモニタに映し出す事に心底感心していた私であるが故に、Google Mapの海…

二面性とリーダの資質

一方的な視点だけでは物事の本質を理解することは出来ない。物事に対する賛成や反対といった自らの立ち位置や観点、思惑、構想、そして人生観が変われば、単純だと考えていた事象も一気に複雑な様相を呈する事になる。天下り禁止法案に対する官僚の露骨な造…

週刊雑感習慣

□1月19日(5):かつて日本ラインと双璧をなすと聞いた事もあるふるさと亀岡市の川下り、保津川下りにに木造船という記事、亀岡市民新聞。失われいく伝統造船文化を次代に遺さんとする活動を、昨年末に他界された私の知人が半生をかけて育てた地域メディアの魂…

これってお小遣い?

私は日常会話程度のスペイン語を話す事が出来るが、とある縁からスペインから訪日するサラマンカ大学の合唱団の通訳と言う大役を仰せつかった事がある。2000人近い入場者を集めたコンサート会場のステージでの団長インタビューの通訳でNHKの女性アナウンサー…

SONYの土俵

確か新宿に向かうJR中央線だったと思うが、電車の窓の外を流れ去る景色と、その景色を漫然と眺めている自分とを、ウォークマンから流れる音楽がBGMとして包み込んでいた。あたかも映画のワンシーンであるかの如く、何の変哲も無い日常の1シーンを一つの小さ…

エンティティとプレゼンテーションの混同

文章(ドキュメント)データは、エンティティとプレゼンテーションとプロパティから構成される。大まかに言えばエンティティとは実体即ち内容そのもの、プレゼンテーションはフォントや文字の大きさや色等見せ方の工夫、プロパティは誰が何時書いた何という…

新春の祝射

所属する弓友会の新年射会、気温は低いものの晴天に恵まれて、何とも言えない穏やかな一日を過ごす。年末〜年始にかけて3週間近く弓を引く機会が無かったが、最初の祝射は何とか羽分けに。 午後からの余興では、毎年恒例の杉板、白扇、金的に加えて、チーム…

Apple(Mac)とSony(Vaio)のコントラスト

Macworldの翌日と言う実に絶妙なタイミングでVaio Type Pの発表。 写真やスペックから解る事は、決してノートPCの常識を覆す様な革命的な製品ではなく、また我々一般消費者の想像を遥かに凌ぐ様なサプライズも無い代わりに、一般的なノートPCとネットブック…

Macworld、Appleイノベーションの崩壊

決して私が少数派であるとは思わないが、非常に楽しみにし且つ期待もしていたAppleによるネットブックの発表が行われる事はなかった。その代わりに登場したのが、アップデートされた17インチPowerBook。業界標準の3倍の性能を誇るらしいバッテリーを搭載して…

日本の正月

いつまでも正月気分で浮かれている訳にもいかないが、晴天に恵まれた正月休みの最終日の子供達との凧揚げに心動かされた。言われ尽くした事かもしれないが、子供が凧揚げをする広い場所は年々失われて行き、我が家の近所にはもはや存在しない。往復5時間近く…

新年のご挨拶

新年明けましてお目出度うございます。旧年中に公私にわたって賜りましたご厚情に改めて御礼申し上げま す。何卒、本年も変わらぬご指導の程お願い申し上げます。アメリカでの経済危機の影響は全世界に波及し、遠く太平洋を隔てたわが国もその例外ではありま…