2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ミーカガンの泡

「ミーカガンが出来たよ、お風呂で試すから一緒に入ろう」 と、久しぶりに下の娘との入浴。私の手には、今年になって知り合った方に譲って頂き、自分の眼に合わせて少し細工したミーカガンが握られている。 モンパノキで出来たミーカガンは私の様な素人にと…

総帆展帆

子供の頃から大型帆船の登檣礼(とうしょうれい)を一度は見てみたいと願いつつも、いまだに実現しないまま何十年の月日が流れてしまった。全てのマスト・ブームに乗組員が配置し、「ごきげんよう!」といっせいに号令を発して帽子を振る儀礼を登檣礼と呼ぶ…

心の通った政(まつりごと)

大学を休学し、放浪の旅の行く先として選んだスペインで最初に滞在したのはマドリッドのアトーチャ駅近くの古ぼけた民宿だった。そこは私にとって始めて訪れた外国であり、その意味では外国の原風景ともなっている街並を今でも恋しく思い出す事がある。その…

海賊のこころ

「海賊のこころ」という本を読んだ事がある。何故か内容が頭に残っていないのだが、確かスールー海近辺の海岸線に住む漁師達が武装して海賊となっていった背景や海賊の本質を追求する内容のルポだった様な気がする。海や船が重要な位置を占めると言う必要条…

島の宝100景、って?

布団に入って読むロビンソンクルーソーや15少年漂流記に眠気も吹き飛びながら心ときめかしたあの頃から、あまり精神構造が変わっていないのかもしれないと言う事は否定しないが、離れ島、海、舟、冒険というキーワードを聞くだけで勤務中の眠気も気怠さも吹…

一喜一憂、また一憂

前回のエントリで、プロ野球シーズン開幕に際しての憂鬱をぶちまけたものの、その中で述べた通りにやはり一試合毎の結果に一喜一憂する開幕3連戦が終わった。阪神-ヤクルトの3戦目はセリーグ唯一の日曜日のデーゲームであり、大幅にリニューアルしたYahoo!Ja…

阪神戦を放送しないのは仕方ないとしても...

春一番が吹き荒れ、土筆が顔を出し、桜の花が綻んだ頃に待ってましたとばかりに花冷えが訪れる。春は、子供たちにとっては進級や進学の季節でもあり、新卒の社会人が真新しいスーツに身を包んで街に溢れる時期でもある。そんな当たり前の様に毎年繰り返す自…

矢の行方

私の様な初心者が弓道に関する記事をブログに書くのは実に難しい。それは指導頂いている先生や先輩このブログを覗かれて注意されると言う意味ではなく、私がつたない感想や疑問を書き連ねる事によって、読者に対して私の指導者の技量に疑問を抱かせる事にも…