Googleリーダ、恐るべし。


最近は、Windows OS上でのみ稼働する製品のデモンストレーションの為に愛機PowerBookではなくWindowsのノートPCを鞄に入れて出掛ける機会が多いため、Viennaを使ってのRSSのチェックが等閑になりがちで、1〜2日でも放っておこう物なら直ぐに1000件を超える未読のフィードが溜ってしまう事が悩みの種でした。登録してあるRSSの中でも配信される数が多いのは新聞社の物が多勢を占めているため、数日間新聞に眼を通さなかったのと同じ様にその間のフィードは無条件で削除してしまえば良いと解ってはいるのですが、何か良い方法は無い物かと暫し悩んだ結果、オンラインのRSSリーダサービスを利用する事を決意した訳です。発表されてから一年以上が経過しているGoogleリーダ。

自宅の複数台のMacはもちろん、Windows PCでもPSPでも、更には携帯電話でも、当たり前ではありますが見事に既読と未読の管理が同期されている事を実感するに至っては、Viennnaでフラグを付けていた過去のRSSフィードの資産の事が気になりつつも、既に元の鞘には戻る事が出来ない事を実感するのでした。更に、Googleリーダではキーボードによるショートカットが実に充実しており、ほぼ全ての操作をマウスレスで実現出来る事も私の琴線をくすぐります。

いやはや、恐るべしGoogle

Google AnalyticsGoogleドキュメント、Googleグループと続いて、遂には私にとって(勿論多くの方にとっても同様だと思いますが)情報収集の要であるRSSリーダでまでお世話になる事に...。Microsoftが、OfficeスイートのWebアプリケーション化を表明していますが、この点でもGoogleに一日の長がある事は明白。数年後のWebアプリケーションマーケットのGoogleによる寡占状態が眼に浮かぶ様です。

トップ写真:Googleリーダではキーボードショートカットが実に充実しています。この画面は「?」をタイプする事で何時でも呼び出せます。