幻の2000本安打


10日程前に4月11日の横浜ー阪神戦第1戦目のチケットを息子と買いに行った帰りの車の中で、息子が「もしかして金本の2000本安打は僕たちが行く横浜戦になるかもね」と言った言葉を受けて、「まさか、遅くとも甲子園での中日戦で決まると思うぞ」と答えたものでした。

そしてまさかの金本の1999本以降の急ブレーキや甲子園での中日との3戦目のまさかの雨天順延の結果、まさかの新井1000本、金本2000本安打同日達成という歴史的瞬間に立ち会えるかもしれない大きな可能性を感じながら、幾つもの「まさか」が重なる夕闇迫る横浜スタジアムに向かったのです。


帰りは久しぶりの横浜スタジアムでの敗戦に輪をかける金本のノーヒットのショックと、応援で涸らした情けない声とで、またしてもトボトボと帰路についた私たち親子二人でした。楽しみにしていた藤川の生のピッチングも、桧山も、藤本も、誰も見る事が出来ないままに.....。まさか、こんな事になろうとは。

翌日の日曜日の2戦目で見事記録を達成した金本選手・新井選手、そしてその瞬間を共有する事が出来、且つナイスゲームを観戦出来たファンの皆様、大変お目出度うございました。

トップ写真:その瞬間を待つレフトスタンド。今回は三塁側外野席、応援団の真後ろの席で気合いを入れて応援したのですが...。