新年のご挨拶


昨年末より入退院を繰り返していた祖母の危篤の報にふれて、久しぶりの横浜での時間もそこそこに家族全員で沖縄にとんぼ返りした年末。久しぶりに集まった親族の願いが届いたのか、一時は会話が出来るまでに回復した祖母は、皆で年始を祝いなさいと言わんばかりの気遣いを見せてくれた様に、元旦を外して1月2日に101歳の生涯を終えて安らかに昇天した。

年始の新しい気持ちで年賀の挨拶をしたためるのが習慣になっていた私は、従って頂戴した賀状に返信する機会を失ったまま、通夜と葬儀といった行事を慌ただしく過ごしていた。そんなご無礼を心からお詫び申し上げるとともに、どうぞ本年も宜しくご指導を賜ります様お願いを申し上げる次第です。


2012年1月7日
津輕良介拝