防波堤には自己責任で


横浜港の防波堤や灯台での釣りが、規制される可能性があると言う。これらの場所は本来は立ち入り禁止であるが、これまで黙認されて来た経緯があり、釣り好きには勿論痛手だが渡し船業者にとっては死活問題であるらしい。

神奈川新聞のサイト「カナロコ」の記事によれは、これまでの黙認から一転して規制へと変わる転機となったのが2007年の大阪湾での釣り人転落死事故だという。遺族が大阪市の管理責任を問う損害賠償請求を起こした事が発端になっているらしい。

家族を無くされた遺族の悲しみは推して量る術も無いが、基本的には本人に帰するべきである海の遊びの責任を、自治体になすり付けるのは如何なものかと、単純に考える。

トップ写真:大黒ふ頭付近の防波堤(カナロコから)