ジェフ・ウイリアムス

息子に全く歯が立たないため、長い間対戦を断り続けているプロ野球のテレビゲーム。
数ある投手の中でもウイリアムスのスライダーは特筆に値する。文字通り、空振りしたスライダーが更に曲がりながらバッターに当るのである。

これ程までに特徴のあるゲームの中の投手は他にはいないのではないかと思われるウィリアムスが、肩の痛みを抱えて渡米するとのニュースが眼に飛び込む。場合によってはこのまま退団の可能性もあると言う。

僅かほんの数年前に絶対的な安定感を見せていたJFKはもう存在しない。スポーツ選手が輝ける時間やトップアスリートの身体バランスの何と儚い事か。長年に亘って星野・岡田阪神に多大なる貢献をし、ブルペンでのリーダ的存在であり続け、何よりも私たちを熱狂させてくれた彼の復活を臨まないタイガースファンはいないはずである。球団はそんなファン、そして当事者でもある残された選手へのアピールの為にも、ウィリアムスに対する温情溢れる処遇を見せるべきではないかと思う。

※当日のメモ書きを整理して後日アップしたエントリーです。