梅雨明けの夏空


時間とともに季節が移り変わる。
その時の逃れに抗うかの様に、梅雨明け間近の沖縄では豪雨が降り続き、そして約2週間後の横浜ではベランダの観葉植物を吹き飛ばさんばかりの強風が吹き荒れていた。

やがて力尽きた様に雨がやみ、また風の収まりとともに、今年も夏が訪れた。

夏休みを前に学校からの荷物を運んで来た次女は、小さな体には重すぎたのだろうか、自宅の玄関で汗ばんだ顔を紅潮している。そんな娘の荷物の一つが、朝顔の栽培セット。毎日、午前中には赤や紫の美しい花をつけている。
自宅で作業をする事が多い最近では、今まで見る事が出来なかった子供たちの日常に触れる機会も多く、家人からすれば何でもないであろう事の一つ一つに感じ入る事が多い。

今年は子供たちにどんな夏の想い出を残してやれるのだろうか。