週刊雑感習慣

□1月19日(5):かつて日本ラインと双璧をなすと聞いた事もあるふるさと亀岡市の川下り、保津川下りにに木造船という記事、亀岡市民新聞。失われいく伝統造船文化を次代に遺さんとする活動を、昨年末に他界された私の知人が半生をかけて育てた地域メディアの魂が全世界に伝える。

□1月19日(4):札幌市と江別市の飲食店で2月上旬にエゾシカ料理祭り。農林業に多大な被害を与えているというエゾシカの消費を促進すべく様々なメニューを紹介すると北海道新聞報。かつて、琉球大学理学部の学生時代に必須単位だった「進級論文」の課題として与えられた種子島での地質調査時に、餓えた学生だった私は地元の猟師宅で鹿肉をご馳走になった事があるが、臭みもなく非常に美味。果たして北海道の食材として根付くか?

□1月19日(3):地域の地元住民を二分して対立をも余儀なくしてしまう。それは沖縄の基地問題だけでなく、ダムや海岸の埋め立ても然り。熊本県の川辺川ダム訴訟について事実を淡々と記したブログ記事を繰り返し読む。地域住民不在の立案、札束をちらつかせての無言の強制、前例が無いと白紙撤回出来ない行政の姿勢と能力。行政に蝕まれて吸い尽くされた今はなき山間の静かな集落に、五木の子守唄が流れる事は二度と無い。

□1月19日(2):ウィニー開発者、無罪を主張。映画等を違法にダウンロード出来るように幇助したとの一審判決に対し、「スピード違反をしたら自動車製造業者が罰せられるのか?」と反論。尤も過ぎる論旨に深く頷きつつも、これも警察による一種の見せしめだったのではないかと。金子さん、あなたは悪くない。

□1月19日(1):ダイビングと弓道と言う、私と似通った趣味を持つ筆者のブログ(kenさんのBLOGS)に掲載されていた著名な弓道家の大三の写真に釘付け。私には到底ついて行けない難しいコメントも少し参考になる(様な気もする)。

トップ写真:新しく産まれた木造の川下り船。保津川下り。写真は亀岡市民新聞社WEBより。