庶民感覚の国家元首?


麻生首相の総理大臣就任以降、親族企業の欠陥商品の問題が取沙汰されたり、果ては自身の夜の過ごし方が問題となったり、一体この国のマスコミは何を持って正義とし、そしてどの様な基準での取材を行なっているのか、ますますその疑問が強くなるばかりです。

首相自身もかつて社長を務めていたと言う親族企業が欠陥商品を出していて、且つその善後策を講じていないという事であれば、全く当たり前の話ではありますが、そもそも首相との関係云々以前の前に然るべき報道体制のもとでその非が糾弾されるべき話であり、しかしながらそれ以上でも以下でもない筈です。

また、連日テレビのニュースを賑わしたBARの件。

私の様な中小企業の社長でも、いや社長になる前からこの類のBARは良く利用しています。何よりも静かで落ち着いた雰囲気のなか、会話は思いのほか弾む物ですし、色々な酒の味を学ぶ大変良い場でもあります。

そもそも庶民感覚とかけ離れていると言うマスコミ各社の論調には、如何に言論の自由と言えども、これは言論暴力に近いものであるとさえ感じます。一国の首相に庶民感覚で政治をされた国民はたまった物ではないと思います。

トップ写真:時折お邪魔する銀座のBar Monde。若かりし頃に、あろう事か泥酔して担ぎだされると言う大失態を犯してしまった事があります。