春の訪れ


溜まりに溜まった仕事を片付ける為に、「遊んでくれ」とせがむ子供を誤摩化しつつ、土曜日も日曜日もパソコンの前に向かっていますが、外はぽかぽか陽気。
2月に早くも春一番が吹く程の異常気象も、温暖化の逆に寒冷化に進まずに良かったなどと大変不謹慎な事を頭の片隅に浮かべながら、また私の対応をお待ち頂いている仕事仲間の方に申し訳ないと思いつつも、2時間だけ弓の道場に行かせて頂いて2週間ぶりに弓を引いて参りました。

休憩の時にまさかとは思いながらも、例年土筆が生えている箇所を見てみると.....。やっぱり生えていました。そんなに数は多くなく、まだ小さいものが殆どでしたが、比較的大きいものを選んで一握り程の春の幸を家に持ち帰りました。

道場の先生曰く、もう既に鶯も鳴いているとの事。秋の虫の音色を「Noise」としか表現出来ない人が多い(らしい)某国が批准を拒否した京都議定書の事を少し考えながら、少し早い春の味を頂きました。

一雨降って大きくなった土筆を楽しみにしながら、2〜3週間後には子供を連れて本格的に土筆取りに行くつもりです。

写真:袴をきれいに取り除き、十分に水洗いをした後に、油でさっと炒めます。予め準備した醤油1:日本酒1のたれに熱々のまま漬け込み、冷めて日本酒が抜けた頃が食べごろです。土筆は、卵とじの他に色々な食べ方がありますが、これに勝るものはありません。