新年のご挨拶


新年あけましておめでとうございます。

旧年中に賜りましたご厚情にあらためて御礼申し上げます。

昨年末に6年間にわたりその立ち上げ時期から携わって参りましたデジタル映像関連のベンチャー企業「メディアサイト株式会社」での仕事も一段落を終え、今年からは心機一転、株式会社ヘルムスの企業目的である「メディアの民主化とグループ放送」の実現にむけて、当社取締役である鈴木仁志と力を合わせて業務に邁進して行く所存でございます。

本年も変わらぬご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

私事ではございますが、昨年は学生時代を過ごした琉球の海洋文化継承を目的とする「サバニ帆漕レース」に5年越しの夢を叶えて参戦する事ができ、かつてない興奮を体験致しました。エメラルドの海を帆漕する古式帆かけサバニの姿は言葉では言い表せない程、勇壮で美しいものです。

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美しき日本、地方の時代といったキーワードばかりが先走りしている感のある昨今ではありますが、この様な現代に息づく地方の文化を体験し、そして映像を通じて紹介する事こそが「メディアの民主化」の一歩であると信じつつ微力ではありますが歩んで参りたいと考えております。

少し前に父親からもらった年賀状に記されていた御歌を皆様にもご紹介させて頂き、新年のご挨拶に代えさせて頂きたいと存じます。

皆様とご家族皆様のご多幸ご健勝を心より祈念申し上げます。

剣(つるぎ)もたちも大砲(おほづつ)も、いくさの艦(ふね)ももののふも
用なき御代にかへしまし、平安(やすき)と栄光(さかえ)と歓喜(よろこび)を
この世に来す瑞御霊(みずみたま)、ミロクの神の大前に
心きよめて願(ね)ぎまつる
                (大本賛美歌第四十五より)

                     2007年元旦
                    株式会社ヘルムス
                   代表取締役 津輕良介

写真:雪化粧を帯びた参道の松の木。写真で雰囲気をお伝えするのはなかなか難しいものですが、心地よくひんやりとした空気の中、程よく松の木に積もった雪が、最近は過ぎた屠蘇で緩みきった正月の気持ちを少しだけ引き締めてくれたようでした。2007年元旦、京都府亀岡市天恩郷にて)